2010年11月11日木曜日

2009年の SEO 国内市場規模は約163億円――アウンコンサルティング調べ

アウンコンサルティング株式会社は、昨年に引き続き SEO に関する市場規模を試算し、2010年1月20日、その結果を発表した。

■SEO 市場、2009年は前年予測を上回る25.7%の成長を記録
試算によれば、2009年の SEO 市場は全体で163億5,000万円と、昨年の試算を上回る結果となった。世界的な不況となった2009年は、各社において広告費が抑制された1年
となり、成長が続いていたインターネット広告費においても成長の鈍化が余儀なくされる結果となった。

一方で、インターネットにおける集客は企業のマーケティング活動には欠くことができない手法の一つとして定着しており、昨年来続いている SEO に対する認知および理解の向上も寄与し、抑制した広告費を SEO 対策に移行させる動きが見られた。 信長の野望 rmt


アウトソーシングのカテゴリにおいては特に成果報酬型のサービスの躍進により、対前年36%増の60億5,000万円に達し、上記結果の一因となっている。また、外部委託によらず、SEO 業務を企業内で完結させるインハウスのカテゴリにおいても同様に、広告費を SEO 対策へ移行させる動きがみられた。

そのため、中小規模の企業から大企業まで幅広
い企業で書籍や有料セミナーなどのニーズ、ディレクトリ登録、適切なリンク面の対策の重要性に対する認識の浸透などがさらに進み、対前年25%増の84億1,000万円へと伸長が見られている。

一方、外部業者が製作したソフトウェアを同社 Web サイトに適用して対策を行うツールのカテゴリでも、その簡便性から緩やかながらも推移を見せており、対前年5%
増の18億9,000万円となった。

■ SEO 市場、2013年には265億円規模へ
2010年の SEO 市場規模は190億円規模となり、2013年には265億円規模へと成長すると予測される。

アウトソーシングのカテゴリでは、2010年も抑制した広告費を SEO 対策に移行させる動きが続き、それに伴う認知度のさらなる向上が大手企業から中小規模の企業へと広がる中
で、継続的な外部発注や海外展開を図る企業の増加、多言語での SEO サービスのニーズ拡大により、2013 年までは年間10?20%程度の成長が続くと試算する。

さらにインハウスのカテゴリにおいても、引き続き大企業および中小規模の企業で SEO ニーズは今後も積極的に拡大し、サービスの利用が高まると予測される。

【関連記事】
オンライン
ショッピングに潜む陰
Google モバイルの検索結果から見る、モバイルサイトの変遷
年末年始の SEM 戦術
モバイル SEO のベストプラクティス?クローラのアクセス状況を把握する
SEO 施策パートナーとの上手な付き合い方

引用元:石材販売、石材情報の専門サイト

0 件のコメント:

コメントを投稿